分解ワークショップ! [お出かけ]
昨日はお台場・メディアージュにある「ソニーエクスプローラ
サイエンス」で開催された『分解ワークショップ』に参加しました。
このワークショップは以前から興味があったのですが、
機会に恵まれ、初めて参加することができました。
※通常はワークショップ中の写真撮影は禁止されて
いますが、今回は特別に許可を得て撮影をしてます。
24組、48名の親子が参加しています。
白衣を着たソニーの若手エンジニアの皆さんが「博士」として
分解作業のお手伝いをしてくれます。
このワークショップを思い立ったきっかけはこういうこと
らしいです。
確かに、「分解」ってわくわくするしホントにおもしろい
ですよね。
僕も、小学生の頃は古いテレビを分解して、ブラウン管の
根元についている強力な磁石を集めてたりしてました。
随分、スカスカしてるんだなぁと思った記憶があります。
「分解」と「破壊」の違いを教えてくれました。
その通りですよね。
今回分解するものも、きちんとリサイクルに回すんだそうです。
ということで、分解スタートです!
VAIOやBRAVIA、ハードディスクレコーダー、HDDオーディオ
セットなど、いろいろな種類のソニー製品がありましたが、
うちはハンディカムのDCR-SR100を選びました。
通電チェックをすると、きちんと電気が入って録画もできました。
なんか、分解するのがもったいないですね。
分解のために使用する工具類です。
ハンディカムの分解ではプラスとマイナスのドライバーだけしか
使いませんでした。
まずはお姉ちゃんが1本目のねじを外します。
弟くんと1本ずつ交替で作業を進めます。
最初はちょっとたどたどしいですね。
外したねじはこのトレーに。
あとで何本のねじを外したのか数えます。
レンズの筐体部分が外れました。
続いてサイドカバーがパカッと。
本体の中が現れ、俄然やる気度がアップします。
この頃になると、ふたりの共同作業になってます。
お姉ちゃんも真剣な表情で。
あっという間にドライバーの使い方が上手になりました。
これで大体1/3くらいかな。
分解が進むほど、どんどん隠れているねじが現れます。
これは、コンデンサーに残っている電気を放電している
ところ。
間違って触ってしまうと、おとなでもびっくりするくらい
「ビリッ!!」とするそうです。
どうやって外すか相談中。
分解するにも結構、頭を使います。
これはHDDです。30GBですね。
薄いですねぇ。
これが電子の目、CCDです。
作業開始後2時間ですべての部品の分解が終了。
それにしてもあんなに小さい本体の中にこんなにも
多くの部品が入っているとは。
設計の妙を感じますね。
で、これが外したねじ。
一体、何本あるのかこれから数えましょう。
「分解カルテ」を記入して提出します。
難しかったところや、興味をもった部品などを記入します。
で、分解前に予想したねじの本数は63個でしたが、実際には
129個ものねじが使われていました。
すごいですねぇ。
ちなみに、このハンディカム1台を組み立てるのにかかる時間は
およそ20分くらいだそうです。
すごい!!
分解カルテを記入中。
これも大事な仕事ですな。
プログラムの最後はステージで発表です。
ここでの質疑応答が終わると、晴れて「分解博士ジュニア」の
称号と楯をいただけます。
分解した部品で気に入ったものは持って帰れます。
うちはこれらをいただきました。
レンズ部分は遊べそうですね。
あと、CCDやHDDは僕の興味で持ち帰ってます。
ということで、このワークショップは13:00~17:00の
4時間という長丁場で、最初はそんなに長い時間、
こどもたちが持ちこたえられかなぁ、と心配でしたしたが
まったくの杞憂に終わりました。
作業が楽しくて、「え?もうおしまい?そんな時間?」
っていう感じで、あっという間に17:00になりました。
こどもたちもよっぽど楽しかったのか、集中力を
ずっと維持したまま作業に没頭していました。
「楽しいこと」ってすごいパワーを引き出すんですねぇ。
それはゲームじゃなくて、マンガでもなくて、こんな
単純な作業でも対象を選ぶことが大事なんですね。
そんなことも勉強になりました。
またぜひ参加したいですね。
博士の皆様、ありがとうございました。
ややや!こんなのやってるんですかぁ・・・
分解癖のある長男と一緒に参加したいですぅσ(^◇^;)
by かつぽん (2009-06-29 18:20)
かつぽんさん
これはホントにオススメです。
かつぽんさんなんか、血が騒いじゃって大変ですよ、
きっと。
夏休みのワークショップを募集しているのでぜひ応募
してみてください!
by かつお (2009-06-30 00:08)