『しかけ絵本の世界展』！！

クリスマス・イブの日に、池袋の西武百貨店「イルムス館」で開催されている
『ロバート・サブダ　しかけ絵本の世界展』に行ってきました。

雑誌や人伝に「これはすごい！！」と聞いていたので、ぜひ行きたいと
思っていたのですが、確かにすごいです！

まず、入口でこれです。
15：00前に着いたのですが、40分待ち。
あちゃ～・・・・と思ったのですが、意外と早く列は進み、20分ほどで
入場できました。

入口を入ると迎えてくれるのは「不思議の国のアリス」のコーナー。

しかけ絵本のしかけが巨大なオブジェとなって展示されています。

周りでは絵本の見開きページごとに、これまた大きな造作で展示されています。
スイッチを押すと、閉じられている本が電動で開き、しかけがゆっくりと
ひろがるものになっています。

これは製作過程の出力紙だそうです。

「オズの魔法使い」。

「アリス」と同じように、巨大なしかけ絵本が展開されています。
物語を読むだけでもおもしろいですね。

「シャーク　海の怪獣たち」。

壁からサメのような怪獣が飛び出しています。

「恐竜時代」。

20畳ほどの広さの部屋いっぱいに繰り広げられるジュラシックなオブジェ。
これには弟くんは大興奮！いつまでも部屋を離れようとしませんでした。

とりわけ「すごい！」と思ったのは、まんなかあたりのコーナー。
歴史的にもかなり貴重らしいものが展示されています。

1880年にイギリスで作られたしかけ絵本。
つまみを引くことでしかけが動くものです。
今でもこういう絵本はフツーにありますよね。

で、感動ものはこれ。

上から見ると、このように蛇腹のようになっているのですが、
一番手前のシートの丸い穴からのぞくと・・・

こ～んな立体的な見え方になっちゃいます！
写真だとイマイチ3D感が出ていませんが、実際に見ると思わず声を
あげちゃいます。

第2弾。
これも手前のシートの四角い穴からのぞくと・・・

広い公園が3Dに！

しつこいようですが、第3弾。

う～ん、デジカメの限界かな？それとも腕の問題？
欲しいですねぇ、これ。何度も並びなおしてみている人もいましたよ。
それくらい素直に感動！

で、見学コースのおしまいには、お決まりの即売コーナー。
やられた！いや、いい意味で。そうか、そういうことか！
ここでは、展示されていた巨大なオブジェとなっているしかけ絵本が
販売されているのです！

これは「アリス」。

で、こっちは「オズの魔法使い」。
すごかったのは「恐竜時代」。

ティラノサウルスが飛び出す様子は迫力満点！
しかも、ゆっくりとページを開くと、ティラノの口もゆっくりと、かつ、
不気味なくらいな凄みをきかせて開くのです。
「これ欲しいなぁ・・・・」と言ったのは、息子よりも僕の方が先でした。
いくら？と思い、値段を見ると「￥3,800」。
う～む、微妙に高いぞ。
￥2,500くいらいなら即決なんだけど・・・・。
嫁さんはいち早く察知したらしく、「買っちゃだめよ」光線がびしびし。
しばし悩んだ挙句、購入はあきらめました。
う～む、でもこうやって写真を見ると、また欲しくなって来ました。
それにしてもいい展覧会でした。
「好評につき28日まで延長」
となっているので、お近く＆お時間のある方はぜひ。