『照姫まつり』＠石神井公園！ [お出かけ]
石神井公園に引っ越して早5年。
このお祭りは今年で20回目らしいのですが、毎年行ってみたいと
思いつつ行きそびれていて、ようやく初体験です。
「照姫（てるひめ）」とは、室町時代中期の乱世を生き抜き
大田道灌によって滅ぼされた石神井城主 豊島泰経の次女で、
大変美しく聡明な悲劇のヒロインとのことです。
豊島泰経が壮絶に散り行く様とあわせて「照姫伝説」として
語り継がれております。
ただし、照姫には謎が多く、本当に実在したのかも含めて諸説が
あるようです。
さてさて、お祭りの会場である石神井公園の石神井池にお昼過ぎに
到着しましたが、すごい人です。
区内の小中学校や練馬の特産品を扱うお店のみならず、全国の
特産品までもが軒を並べたテントが所狭しと並んでおります。
と、目に付いたのはこれ。１億円！！なにこれ！ホンモノ！？
もちろん、早速持たせてもらいました。
意外と重い。約10kgあるそうです。
カメラを構えながら、どうやったらこの状況で誰にも気づかれずに
ここからこの１億円を持ち出せるかというプランの検討で頭は
フル回転。後ろの池に飛び込んでやろうかとも考えちゃいました。
ちなみに、これは練馬西法人会という、中小企業の経営や納税指南を
行っている団体さんが出しているもので、この１億円、表の１枚目だけが
ホンモノであとはただの紙だそうです。
ちぇっ、つまんねぇの。
いまどきニセモンじゃ誰の心にも響かないっつーの。
さて気を取り直して見物に。
これ、一応ステージですがトラックの荷台ですよね。
まぁ、こういう状況って好きですけどなんか心配になってきた。
練馬区、大丈夫だよね？
お、JTのブースです。『拾えば街が好きになる運動』。
ごみを拾ってくれたら御礼をします。みんなで街をきれいにしましょうね
っていう働きかけです。
受付を済ませ、ごみ拾い用のはさみとゴミ袋をいただきました。
が、このお祭りの会場内には至る所に細かく分類されたゴミ箱が設置されており
また、この運動の参加している方がかなりいらっしゃって、なかなか
ごみが落ちていません。
娘もず～っと下を向いて歩いてごみ探し。
見つけるとうれしそうに「あった！！これごみだよね？」と歓声。
集めたごみはJTのブースで分別してゴミ箱にポイッ！
トートバッグか携帯用の灰皿を選べますが、パパ思いの娘は携帯用の灰皿を
選んでプレゼントしてくれました。
ありがとう！大事に使うよ！
お、野外ステージです。よかった！ちゃんとしてる！練馬区、大丈夫だね。
「深夜工事」という二人組がアコースティックでポップな曲調の
「I LOVE ねりま」という歌を披露しておりました。
結構、いい感じの歌。流行らないかなぁ、地元だけでいいので。
ここのステージでのお目当てはこれ、「仮面ライダー電王ショー」。
ライダーがピンチになると、弟くんは真剣に心配。
大きな声で「がんばれ～～～！」を連発しておりました。
ライダーショーを見た後は、大好きな綿菓子を。
虫歯に気をつけようね。
と、時間は15：00過ぎ。
法螺貝や太鼓の音が近づいてきました。
『照姫まつり』の目玉イベント、豪華絢爛な「照姫行列」です。
出演者総勢100名、そのほとんどが一般公募で選らばれた方々で、
時代絵巻から抜け出たかのような衣装をまとって、石神井公園を出発して
西武池袋線の石神井公園駅を経由して再び公園に帰ってくるまでのコースを
練り歩くものです。
残念ながら、出発の時には間に合いませんでしたが、ちょうど帰還の
タイミングに出くわしました。
まずは龍が登場。
続いて武者装束の方が旗を持って。
早速、照姫がやってきました。
照姫役は毎年きちんとオーディションをやっていて選ばれています。
お～、かわいいですねぇ。
ちゃんと笑顔を振りまいていてえらい！おつかれさまです！
小学生かな？従者の行列が続きます。
鎧をまとった一団。意外と外人さんが多いのに驚きます。
ニッポンでのいい思い出になるでしょうね。
豊島泰経がやってきました。
今年の豊島泰経役は田辺靖雄さん。
続いて奥方の登場。
奥方役は九重佑三子さん。
そうです、本当の夫婦が豊島泰経夫婦を演じておりました。
これ以外にもいろんな衣装をまとった一般の方々が行列をなしていて
石神井池をバックに練り歩く様は本当に壮観。
一度参加してみたいな、これ。
来年あたりから毎年応募してみよう。本気で。
地元にもちゃんと他に誇れるお祭りがあったということを確認できて
よかったです。
来年もかならず来ましょう。
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